米国のCOVID19ワクチン副反応 2021年5月

 有害事象報告システム(VAERS)は、ワクチンが健康上の問題を引き起こしたかどうかを判断するようには設計されていませんが、ワクチンの安全上の問題の可能性を示す可能性のある有害事象報告の異常または予期しないパターンを検出するためのものです。

VAERSについての詳細とこのブログの集計方法については最初の記事、米国のCOVID19ワクチン副反応についてを参照してください。(*- -)(*_ _)ペコリ

mondayexpress.hatenadiary.com

参考資料として

mRNAワクチンを接種するかどうかご自身で決めるための参考の一つとしてこの統計を見て頂けると幸いです。

副反応トップ20は製薬会社や厚生省で公開/報告されている副反応と大きな違いが無いため、集計を中止しました。

NEW! 重篤な生命にかかわる副反応の件数を追加しました。

NEW! 表を副反応報告件数、内訳として重篤件数と死亡者数をまとめました。

 

NEW! ワクチン接種済件数(米国)

ワクチン 5月 4月 4/5月比
2回目接種件数 326,784 633,268 -306,484
1回目接種件数 221,389 477,813 -256,424

注意:上記の数値はGOOGLでCOVID19キーワード検索でトップに出てくる累計グラフから計算しましたので、ご参考程度でご利用下さい。CDCからのデータダウンロードはサイズが大きすぎて断念しました。(;'∀')

少なくとも1回接種済は米全人口の40.8%そして2回接種済は33.7%(5月末時点)

 

1. 副反応報告件数:22,163件  (前月比 -8,816件)

 重篤な副反応:      1,108件     (前月比 -150件)

 死亡者数:        699件     (前月比 -567件)

 

2. 性別

性別 報告件数 重篤 死亡
女性 12,822 563 313
男性 8,492 518 360
不明 849 27 26
総合計 22,163 1,108 699

 

3. 年代別

年代 報告件数 重篤 死亡
10代以下 12 0 0
10代 4,599 60 4
20代 2,083 61 10
30代 2,627 143 25
40代 2,483 173 46
50代 2,671 203 70
60代 2,502 218 150
70代 1,477 118 148
80代 706 69 119
90代 172 21 45
100代 13 2 7
不明 2,818 40 75
総合計 22,163 1,108 699

NOTE: 4/7/2021より16歳以上、5/13/2021より12歳から15歳ワクチン接種開始

10代の重篤症状では、ワクチン接種ギラン・バレー症候群発症(男性 16歳)が1件、肺と脚に血栓が出来た(男性 17歳)が1件、低酸素症、腎臓機能低下の報告が散見されました。(しかしながら、ワクチンが直接の原因かどうかというのは不明です。)

 

4. 製薬会社別

製薬会社 報告件数 重篤 死亡
JANSSEN 7,310 204  113
MODERNA 4,501 253  288
PFIZER\BIONTECH 10,219 644  295
不明 133 7 3
総合計 22,163 1,108  699